たわふさんコメント- シュタイナー4大著書のひとつです。
(シュタイナーの著書は少ない。他は六千にも及ぶ講演を翻訳した本がほとんどであり、現在も、一般公開できない内容のものがあるらしい。「ヨハネ福音書講義」は、シュタイナー死後、50年は公開してはならないとされていたらしい。)
やはり、これを読まないとシュタイナーは始まらない感じがします。シュタイナーの霊的体験をどうしたら現代の人にこの内容を伝えられるかと努力した結果の最初の著書です。
肉体・エーテル体・アストラル体・自我とあまり聞きなれない言葉が出てきて、最初は困惑するでしょう。私も5年前に購入しておきながらほとんど読めなかったが、ようやく読みました。
最後の「認識の小道」は、「いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」の前座みたいなもので、まだ、わかりやすく書かれていると思う。
この本より、新しく出版された [訳]松浦 賢さんの「テオゾフィー 神智学 」の方が分かりやすいかもしれない。

ドイツ語原文に忠実な訳よりも、日本語として分かりやすく意訳されています。(どちらも読むことで理解が深まるかもしれない)
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