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自由の哲学    ちくま学芸文庫自由の哲学 ちくま学芸文庫
ルドルフ シュタイナー (著), Rudolf Steiner (原著), 高橋 巌 (翻訳)
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たわふさんコメント
  • シュタイナー4大著書のひとつ。

    個人的な意見ですが、一般に言われている自由は
    ●したいことをできる自由
    ●したくないことをしなくてもいい自由
    のような意味だと思いますが、これは本当の自由ではない。一般的に言われている自由は、単なるわがまま、自分勝手でしかない。この自由の行く末は、すべての人が断絶した、一人ぼっちの状態でしかありえない。(他人を自由にすることはほとんどできないので、自分の自由を確保するためには、関係を絶たねばならない。会社を辞める、別れる、逃げるなど。)他人を従わせることはできるかもしれないが、それは他人の自由を奪った上での自由である。自由が他人の不自由の上にあるのでは意味がない(不満・争いの元であり、結局、自由でなくなる)。真の自由は、すべての人がもてるものでなければならない。

    逆に、すべての束縛がない状態(例えば、誰とも関係がない状態)を自由といえるのか?(誰とも関係がない状態が楽しいか?幸せか?自由か?)何の不自由もない上で、自由を感じることができるのか? 不自由がなければ、やりたいこともわからない。やりたいことがないなら、自由であっても何もできない。それが自由なのか?

    自由とは不自由があってこそ、自由なのである。

    真の自由は、精神的な自由ではないか。一般的な自由は、物理的な自由であって、叶うことが不可能なものもある。(男が子供を生みたいと願ってもできない物理的束縛がある)

    しかし、精神は自由であり続けることは可能である(実際は難しいが)。どのような状況であっても、前例や固定観念などお構いなしに発想の転換などで自分の持ち味・特技(使命・やりたいこと)などを応用して対応できる(使命を全うできる)ことではないか。(現実問題としては妥協も少しは必要だろうとは思う)

    以上は、私見でしかないが、そんな感じのことがこの本は、書いてあると思う。いや、それ以上のことが書いてあると思う。(理解はしきれてないので・・)

    シュタイナーは晩年、「自分の他のすべての著作がすたれても、この本だけは残るだろう」と言うくらい重要な本。(エーテル的に書かれているらしい)

    神智学」より前の著書で霊的体験などについてのことは触れておらず、特殊な用語(シュタイナー用語)は使用していない文章です。が、しかし、すごく読みずらい。

    神智学」の「認識の小道」は感情的な人にとってはとても参考になる認識の仕方が書いてありますが、この「自由の哲学」は私にとって参考になる内容だと思います。

    思考は、思考だけをしていては、死んだ思考になってしまう。

    感情(今の気持ちや現状)を常に考慮して、理想だけで思考してはならない。それは単なる現実逃避、理想主義、妄想になってしまうからだ。感情と思考は常に同時に考慮しなくてはならない。

    P.S.
    まだ、半分くらいしか読めませんでした。読みましたら書き直します。だれかもっとよいコメントかいてほしい!


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